変わりたくない?

みなさま、ごきげんよう。
恋愛カウンセラーの野田亜希子です。

梅雨の時期は長雨による被害が見受けられます。
どうぞみなさま、気をつけてお過ごしください。

さて、本日は、
「変わりたくない」
というお話。

私も一応
”カウンセラー”として20年ほどお話を伺う立場にあります。
自分のことを振り返る機会が最近は多々ありまして(笑)
以前から思っていましたが、
若い時って、何もかも若い。
思考も、感情も…若い。

年齢を重ねて、
人として経験することも増え、
カウンセラーとしての技術を学ぶ時間も重ねました。
すると、
自信がつくどころか、
学べば学ぶほど、
不安も増えます。
「これでいいのかな」
「私じゃなかったらもっとうまくやってくれるのかな」
とかですね。
見えなかったものが見えてくると、
その先の課題も大きくなる、という感じです。

知識と経験は、
行動を起こすことで得られることが多々あります。
ただ、”感情”については、
どんなに知識を得た人でも幼いままである場合があります。

”自分の感情と向き合う”というのは、
言葉で言うほど簡単なことではありません。

「こうなりたいんです」
という言葉に、
「こうなった方がいいと考えている。
でも、なれないんじゃないかな」
または、
「本当はなりたくないんだよな」
「どっちでもいいんだよな」
と深いところで思っている、
なんてことがあります。

自分と向き合っていくと、
「本当はこのままでいいんです!」
となる人もいます。
反対に、
「本当はこのままでいいんです。
でも、やっぱりこのままでは不安です。
不安だけど、本当は変わりたいんです!」
と、ここまで心の声を出す人もいます。

カウンセリングを受けるにしても、
受けないにしても、
自分と向き合えているかどうかで、
結果が大きく変わります。

ところで、
カウンセラーと言っても、
みんな”感情のある人”です。
感情があるから、
「良くなって欲しい」
「私にできることは!?」
と考えることがあります。

私も以前は、そうでした。
今は…
変わりたい人は変わる、
と思っているので、
「変わるチカラを持っている人だ」
と思っています。

私にできることを探すのではなく、
目の前の人が、
どうなりたいと思っているかを
自分で気づいて、
行動として選び取っていく過程に寄り添っている、
という感じでしょうか。

何か、抽象的な感じもしますね。
要は、
「変わりたい」
と言うものの、
本当に変わりたいわけではない人に、
変わることはおススメしない、
ということです(笑)
変わりたくないなら、
いままのままがいいなら、
変わる必要なんてない!

「野田さん、もっとこうなったらいいのに」
「こうなりたいなら、これしなきゃ!」
という有難いお言葉もいただくのですが、
私自身が「変わりたい」と思うことでなければ、
感情が受け入れられません。
腑に落ちない、という感じでしょうか。

あなたが気に入っているものや、
あなた自身のことを
「変わった方がいい」
「変えた方がいい」
というパートナーは、
あなた自身の良さを見てくれているのか、
冷静になる目も持つといいですね。

まずは、あなたが、
”自分自身”を大切にしてください。
大切に扱われている自分自身は、
周囲からも大切にされることでしょう♪

周囲の言葉に惑わされず、
自分の心の声に耳を傾けてみてくださいね。

変わりたくなければ、
そのままで。

「変わりたい」
という思いがあるなら、
ちょっとだけ勇気と行動力を持ってみましょう!

誰かに話したくなったら、
ご連絡ください♪

さて、本日もお疲れさまでした。

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